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仙太郎 の ぼた餅、さくら餅 2009.01.10 Saturday 00:01 |
仙太郎 の ぼた餅は、 つぶ餡と、きなこの二種類。 まず、つぶ餡。 甘さは、きく感度(=私の好みの甘さ。甘さ控えめが好きです)からすると もうちょっと甘みが抑えられていても良いかな、ってくらいなのですが (それでも、十分上品な甘さだと思います)、 仙太郎のぼた餅の、何がおすすめポイントかというと ごはんの中に、青じそが混ぜ込まれていて、 これが! 仙太郎、だから好きなのよ・・・ どうしてそんな、毎回嬉しくさせてくれるのかしら・・・? と、思わず仙太郎への愛を再確認してしまうくらいに (…ちょっと大げさかしら?;) 何とも言えず、本当にさりげなく、 あくまでも脇役として、でもなくてはならない役として 美味しさを引き立ててくれているのです。 そして、きなこ は。 これまたこ憎い演出が。。。 傍から見たら、普通のきなこ。 でも一口いただくと。 中が三層になっていて、 きなこの層の下には、ごはんが。 ごはんの層の下には、こし餡が。 仕込まれているのです。(キラキラキラキラ) もう、ここまでしていただいたら。 何も言うことはありません。。。v 普通、その場で作られていない店頭で買うお菓子というのは 当然ながら作り手の意思が、そう見えることは少ないと思うのです。 でも、仙太郎のお菓子たちは。 作り手の、おもてなしの心がはっきり見えます。 いただく側の私たちを、どうやって楽しませようか そしてどんなに美味しいものを味わってもらおうかと 創意工夫を凝らす作り手さんの、真摯な気持ちを感じますv ちなみに「ぼた餅」のカードには下記のような一筆が。 -------------------------------------------------------------- 青じそ入り ぼた餅 自慢 一、なんといっても小豆 丹波八木神吉の自社農場、昔日の天領馬路産大納言の原種を もって種子づくり。 丹波小豆の遺伝子を残し育てる使命と夢。いつかは全て、自社 農場で賄う想いで農業に励む。現在二町歩。香りが高く、表皮が やわらかく、とにかく美味い。角粒大粒がその外見。 二、もち米 自作すること一、五町歩。五六〇〇キロの収穫(平成十九年秋)。 自ら精米し八分づき、少し玄あるは胚芽を残すため。近隣の農家 農協からもいたヾく。 フードマイレージ・・・・・遠くても江州(滋賀県)がせいぜい。 品種は羽二重。 三、青じそ 丹波八木町神吉で自家栽培、ハウスで露地で・・・。 使い切れぬ程の収穫。香味も然る事ながら、舌先におもねらず、 胃の腑においしさを問う為にあえて刻み入れる。当初は、よく ゴミに間違われ叱られることもあった。でも意固地に入れつヾけて 今では認めてもらえている。 追 時に品切れとさせて頂く我儘をお許しください。 「あたら、勿体ない」の精神は社会主義と心得て います。つくりすぎて残すことは出来ません。 平成二十年九月記 -------------------------------------------------------------- ご免なさい。 惚れませんか、この心意気。 仙太郎のお菓子は、白砂糖なども使わず、てんさい糖などの 自然甘味料を使っているし、試みに何をいただいても美味しいです。 私は食べ道楽で偶然行き着いたお店ですが、 いただく側のことをここまで考えた菓匠って、個人店ならともかくも デパ地下にまで展開している菓子店では本当に珍しいと思うのです。 京都に寄られた際には、ぜひ渋い看板をくぐってみてくださいv さくら餅は、上下をさくらの葉で包む贅沢さ。 ちょっと甘みが強めですが、お茶と一緒にいただくと丁度具合の良い美味しさです。 夏近くに出て来る「あゆ」も、惚れますよv ********** 仙太郎 本社:京都市下京区寺町通り仏光寺上ル TEL:075-344-0700 ++++++++++ 和菓子 ☆ランキング参加しています☆ JUGEMテーマ:名物グルメ |
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